TEL. 03-6214-2529
株式会社フォトンラボ
新年ご挨拶
2023年初にあたり、皆様にご挨拶いたします。
2022年は国家プロジェクト「戦略的イノベー創造プログラム(SIP)」の最終年度で、理化学研究所チームは8年間の研究開発成果を完成させ、社会実装を担当する当社は監督官庁や自治体・業界の関係者の方々に公開実証実験を行いました。123名47機関の方々が集まり大成功でした。
その成果を、研究のスタート点になった中央高速道笹子トンネル事故(2012年12月2日)の犠牲者の方々へ10年目の区切りとして報告できました。
これらの活動は、読売新聞やNHKを通じて報道され、当社はインフラ新技術の最先端ベンチャーとして多くの方々の間で評価を受けるようになりました。
2023年は、この期待に応えられる企業体を構築し、社会から必要とされるインフラ最先端技術企業を確立してまいります。
今年も、皆様のご指導ご支援をよろしくお願いいたします。
フォトンラボとは
インフラ計測システムの開発・製造・販売 および 計測サービス提供の会社です。
2012年12月に起こった中央高速道笹子トンネル事故を繰り返さないために機械による劣化計測・予測のシステムを開発する目的で設置された国家プロジェクト「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」の研究成果を製品化・社会実装のために、研究開発を担当した国立研究所の理化学研究所(理研)および量子科学技術研究開発機構(量研)の研究者と先端的計測サービス会社である「計測検査㈱」との共同出資により設立されました。
開発された最先端の技術は『人によるハンマーでの打音検査」に代わりに「強力な赤外線パルスレーザーで衝撃を与え、もう一つの緑色の連続波レーザーでミクロンオーダーの微小振動を計測し、AI解析し劣化状態を計測する [ レーザー打音検査装置 ] 』です。
日本で唯一、遠隔非接触打音技術として国土交通省の認定を受け、道路・点検支援技術性能
カタログ(トンネル・橋梁)に掲載され、公道での使用が認められています。
■社名「フォトンラボ Photon-Labo)の意味
理研および量研の光量子(フォトン:光・電波・X線などを構成する素粒子)研究部門出身の開発・社会実装組織(ラボラトリー)であることを示しています。